※BANX RIVERさんは2019年12月31日で閉店しました。同じ場所で新カフェがオープン予定となっています。

国道3号線を博多駅方面から北に向かい、香椎駅前通りの手前、香椎川の側道を香椎浜方面に左折。

200mほど進むと、小さなカフェが見えてきます。

今回ご紹介する「BANX RIVER：バンクスリバー」さんは、コンパクトな空間で落ち着きのあるカフェです。

2017年11月にオープンして以来、地元民はもちろん、わざわざ遠方からもこちらを訪ねてくるコーヒーファンもいるお店として存在感が光るお店です。

コーヒーじゃなくてもいい。気軽に立ち寄って欲しい

カウンターはありますが、椅子の席はミニテーブルとベンチの組み合わせといった感じ。10名が同時に入ることは難しいかもですね。

しかし、このキュッとしたコンパクトな空間で、スタッフさんや他のお客さんとコミュニケーションをとるのが心地よいと思います。

スタッフの小林さんは「コーヒー好きじゃなくてもいいんです。何かお話ししにくるとかでも。コーヒー以外のドリンクやドーナツなども充実してきました。この夏はモヒートもあります。アルコールの有無も選べます。ここに来てくれた時間で心のリセットというか、切り替えをしてもらえれば良いですね。もちろんコーヒーも提供していますが、来る前に食べてきたものとか、その時の気分で、複数の種類を提案したりできますよ。たとえばカレーを食べてきたので、あっさり目のコーヒーでお口をリセットしたりとか」とのこと。

なぜかチョコフレーバーに？　エスプレッソバナナシェイクが絶品！！

この夏イチオシという「エスプレッソバナナシェイク（650円）」を作っていただくことに。その間、他の特徴をご紹介していきましょう。

アルミフリーベーキングパウダー使用のオリジナルドーナツ！

プレーン・ミッドナイトブラックショコラ・八女抹茶の3種類です。価格は220円〜。コーヒーといっしょに頂きたいですね。

そしてドリップバッグ（180円）。かわいい絵柄に豊富なカラーパターンで、プレゼントにもピッタリですよね。このイラスト、なんと小林さんが描かれました。ポップでいいですよね〜。

モヒートもあります。まだまだ暑い夏は続きますからね。キュッといきたいですよね。こちら季節限定ですので、涼しくなってくると販売をやめてしまうかもしれませんとのこと。でもその季節でスペシャルメニューが登場するのも楽しみのうちですよね。

そろそろシェイクができる頃でしょうか……？

きましたー！　

シェイクということで氷が入っているのかな？　と思いきやバニラアイスが4玉（!）くらい入ってます。それによってできたて状態はカップから飛び出すほどの量がありますので、溶けないうちにいただきましょう。

冷凍バナナとバニラアイス、ミルク、そしてエスプレッソのハーモニーで美味しくないわけがないですよね。

ズズズとひと口目の感触は「チョコっぽい」ということ。チョコは入っていないんですよ。

バナナとエスプレッソの組み合わせでこんなテイストになるんだ、と驚きました。

そして650円という金額ですが、ゆうに食事1食分くらいの量はありますので、むしろお得かな？　という感想です。お昼ごはんあとに飲むとお腹がキツくなりすぎるかもしれませんので、お気をつけください。

でも、あまりの美味さにずっと飲んでいたくなりました。この夏、あと5回くらい飲みたいです。

コミュニケーションを大切にしていきたい

小林さんは香椎のカフェ文化を支えるひとりといっても過言ではなく、このカウンターからみえる風景を長いこと見てきた人物。

いまここで思うことは、「誰でもニュートラルに訪れてほしい」と語ります。

カフェだからといって、無理にコーヒーを飲まなくても、好きなドリンクを楽しんでリラックスしていってほしいという願いもあります。

春には、香椎川沿いに桜が咲き誇り、ゆっくりと花見をしながらドリップコーヒーを味わえるロケーションの良さも魅力のバンクスリバーさん、ドリンクメニューもシーズンによって新登場するものがたくさんありますので、何回いっても楽しめるカフェといえます。