福岡市東区名島にある「名島神社」。

西鉄名島駅から徒歩14分のところにあり、名島海岸沿いにあります。
名島神社は、古くより海上交通の神様、交通安全の神様として信仰を集めている神社ですが、実は花見スポットとしても人気な場所です。

今回は、お花見スポットとして紹介します。

「名島神社」は海の青と桜のピンクが同時に楽しめる福岡市東区オススメの写真スポット！ 

名島運動公園から海方面に歩くと、名島海岸に出ます。

桜の並木道と海を眺めながら歩くと名島神社の鳥居が見えてきます。
木をそのまま鳥居にした外観は何とも趣がありますね！

ここから階段を上って本殿へ向かいます。
結構段数があるので、桜や木々の緑を楽しみながらゆっくり上りました。

階段を上ると、桜の道になっていて、振り返ると鳥居と海と桜の風景が広がっていました。これはなかなか見れない絶景です！

記念碑があります。

こちらは、手水舎です。
コロナ感染予防対策としてアルコール消毒液が設置されています。

こちらが、本殿です。

本殿を抜けると、ご神木があります。
敷地には、何本も桜の木があり、満開の桜と一緒に眺めることができます。

名島神社は中世に「名島弁財天社」となり、足利尊氏や豊臣秀吉などの時の権力者の参詣も受け、そして明治時代の神仏分離を経て弁財天は宗栄寺へと移されました。
祭神は、宗像三柱姫大神です。

こちらは、名島豊川稲荷神社です。
明治初期に勧請された五穀豊穣・商売繁盛の神で、毎年2月の午の日には、初午祭が執り行われています。

「名島城址公園」は博多八景に数えられる絶景と枝が地を這う様に伸びた臥龍桜が見どころ！

名島豊川稲荷神社の隣には、名島城址公園に続く階段があります。
名島城址公園は、名島神社の敷地に隣接していて、平成24年4月に名島城とこの地に点在する史跡の顕彰のために開園しました。

名島城址公園の開園時間は4月～9月中は午前9時～午後7時、10月～3月中は午前9時～午後5時です。

名島城址公園は、名島城本丸があった場所とされていて、今は開けた公園になっています。

この日は、天気も良く地元の方をはじめ、桜を見に来た人々や家族連れが多くそれぞれ伸び伸び過ごしていました。

ここからの眺めは博多八景の1つに数えられ、博多湾を一望できる景勝の地になっています。 

中でも、目を引いたのがこちらの「臥龍桜」です。

枝が地を這う様に伸びていることから、臥龍桜の愛称で親しまれています。
これだけ立派な桜を見られるのは、他でもなかなかありません。
写真を撮っている人がたくさんいました。

こんなに近くで桜を見ることができます。背景がすべて桜の写真はここでしか撮れません！試しにFUK813メンバーを被写体に撮ってみました笑

公園には、他にもたくさんの桜の木があり、博多湾や照葉まで見渡すことができます。

お弁当を持ってピクニックにもオススメです！

満喫したところで、神社を出て海岸に向かいます。

「名島海岸」は桜並木道と海のコントラストが同時に楽しめる人気のお花見スポット！

名島神社を出るとすぐ目の前が海岸になっています。

時折吹く海風で桜の花びらが散る情景は、とても美しく見入ってしまうほどです。

海岸沿いに桜並木が続きます。

天正16年(1588) 名島城建築の際、名島神社は現在の丘(神功ケ峯) から海辺へと移されました。
その後、福岡城築城に伴い名島城は廃城となり、元禄(1695) に黒田綱政公の命で元の場所へ御遷座され、この旧詞を古宮として祭られています。

こちらは、帆柱石です。

連続した九個の円形石片からなる、およそ3700万年前の樫属の化石で、昭和9年5月1日に天然記念物に指定されました。
伝説では神功皇后が御遠征に用いた船の帆柱が化石となったものであるとされ、帆柱石の名称の起源となっています。

最後に…

福岡市東区名島海岸沿いにある「名島神社」。
海の青色と桜のピンク色が同時に楽しめる花見スポットとして見頃を迎えています。ここでしか見れない博多八景に数えられる絶景と枝が地を這う様に伸びた見事な臥龍桜を見に来てみてはいかがでしょうか？